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婦人科ウィメンズセンター

卵巣腫瘍


症状について

卵巣腫瘍の症状には腹部膨満感(お腹が張って苦しい)、下腹部痛、頻尿などがありますが、小さいうちは無症状で経過することが多く、大きくなったり腹水がたまったりしてからでも「ウェストが太くなった」などと思って、気付かれない場合もあります。
時に腫瘍が破裂したり、茎捻転といって腫瘍がお腹の中でねじれてしまうと突然の強い下腹部痛が出現して緊急手術を行うこともあります。

治療について

卵巣腫瘍の場合、良性と悪性に大別されます。多くは良性ですが、時に悪性のケースがあります。下の画像には巨大な卵巣腫瘍が写っていますが、左側の症例では綺麗な均一の楕円形であるのに対し、右側の症例では内部に不正な隆起した部分が散見されます。これら二つの症例はこのあと摘出手術を行い、左側は良性、右側は悪性の診断でした。
このように、手術を摘出するまでは良性か悪性かの判断はできませんが、ある程度画像診断で予測をつけることは可能です。悪性の診断だった場合は、必要な方に化学療法を行います。

標準的な化学療法として、パクリタキセル(またはドセタキセル)とカルボプラチンの二剤併用療法を行います。主な副作用としては、脱毛、吐き気、骨髄抑制が挙げられます。骨髄抑制とは、血液中の細胞が減少する状態のことで、特に減少しやすいのは白血球という細胞であり、これが低下すると免疫力が低下して感染を起こしやすくなります。そうならないよう、予防的に白血球を下げないようにする薬剤を使うことがあります。
脱毛については、かつらが必要になる場合がありますが、通常は約半年ほどで発毛が見られます。また、ステージⅢ期以上の方の場合、再発するリスクを抑えるため、維持的な化学療法(アバスチン、オラパリブ、ニラパリブ)を行います。


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