接遇大賞の発表
常滑市民病院ではコミュニケーション日本一への取り組みの一環として、毎年「接遇大賞」を実施
しています。このたび、患者のみなさんからの投票による「接遇大賞」の結果が発表され、看護部
からは、荒川看護師、藪下看護師、森看護師が対象に選ばれました。

接遇大賞懇親会
副管理者の山田副市長からの表彰につづいて、受賞者の方々と懇親会を行い、接遇に対する思いを
語っていただきました。
 写真左から 森看護師、荒川看護師、藪下看護師、 インタビュアー 管理課 伊藤 |
病院全体の接遇を向上させるためのお考えはありますか?
上席者が見本を示すことが必要ではないでしょうか?また、他病 院の接遇を視察することは、非常に勉強になると思います。 その 際には、接遇だけではなく、診療科ごとの特性に合わせた視察が 良いのでは? 例えば、小児外来では、母親からのクレームを防止することが重 要です。そのためには、待合室などで母親と十分なコミュニケー ションを図ることが重要です。他病院を視察した際には、そのよ うな観点から接遇状況を眺めてみると良いと思いますよ。
接遇に問題のある職員もいるかと思いますが、このような職員 の接遇を向上させるには、どうしたらよいと思いますか?
過去には、相手によって態度が変わる職員も中にはいました。 対患者さんではありませんが、医事スタッフにきつい態度をとっ たり、挨拶や返事をできない職員もいました。長年の習慣もある ので、すぐに良くなるものではありませんでしたが、時間をかけ、 口を酸っぱくして言い続け、最近では改善されたと思います。
職員の躾に厳しい病院もあるようです。本院の新人研修や職員 の躾に関しては、どのような感想をお持ちでしょうか。
やはり、上席者が部下に尊敬され、その上席者が部下に見本を見 せれば、接遇は自然に良くなるはずです。また、ベテラン看護師 は、その経験を後進に伝える義務があるとも思っています。改善 するべき点は多々あると思いますが、こちらも常に改善していく 姿勢が大切なのではないでしょうか。
|