外科

井上 昌也 外科部長・化学療法センター部長・手術センター部長

所属 外科
専門分野 消化器など
資格・認定 日本外科学会専門医・指導医、
日本消化器外科学会専門医・指導医、
日本消化器外科学会消化器がん外科治療認定医、
マンモグラフィー読影医、
日本内視鏡外科学会技術認定医、
臨床研修指導医

ドクターインタビュー

先生が常滑市民病院に着任して3カ月が過ぎましたね。


 10月に半田病院から赴任しました。 常滑市民病院は、建物は古いですが、半田病院と同じ地域密着型の中核病院なので、仕事の内容に大きな違いはなく、環境にすぐなじめました。


先生は東京の国立がん研究センターで専門研修をされたと伺いましたが。


 医師になって5年後の平成15年から5年間、胃がんを中心に研修しました。 国立がん研究センターは、日本のがん中核病院の中枢と呼ばれるところです。胃がんだけでも年間約700件の手術が行われます。さまざまな症例を学び、習得した知識や技術は、現在の私の基礎になっています。


なぜ医者に?


 人と向き合う仕事がしたかったからです。教師の道も考えましたが、結局医者を選びました。私は3歳から高校までピアノを習っていました。手先を動かすことが好きだったので、そのことを手術に生かせると考え、外科医を選択しました。 ピアノは今でも趣味として弾いています。クリスマスの時期など、息子との連弾を家族に披露するんですよ。


先生の得意な手術はありますか。span>


 「腹腔鏡手術」です。お腹を数センチ(最大4センチ程度)切開し、そこから体内に腹腔鏡という細長いカメラを挿入して、テレビモニターを見ながら治療する手術です。開腹手術と違って、肉眼で見るより視野が狭く、より高い技術を要します。しかし、切開する傷が小さいため、見た目に優れているだけでなく、痛みが少ないので、患者さんの体への負担が軽減され、術後の回復が早いというメリットがあります。


今後の抱負を聞かせてください。


 常滑市民病院は高齢の患者さんが多いので、治療の選択肢の一つとして、体に優しい腹腔鏡手術を紹介していきたいと思っています。  腹腔鏡手術は、胆石症や虫垂炎などの良性の病気でよく行われます。一方で、胃がんに対する腹腔鏡手術は、技術的に困難な部分が多く、全国的にまだ手術件数は少ないです。いずれは胃がんの標準的な治療として確立していきたいですね。


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