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整形外科

 整形外科とは、運動にかかわる頭部以外のすべての組織、つまり骨、軟骨、筋、靭帯、神経などの疾病・外傷を対象とし、その診療を行う専門領域です。
 脊椎(脊柱)・脊髄
 骨盤
 上肢(肩、肘、手、手指)
 下肢(股、膝、足、足指)
と広範囲に及び、またすべての年齢が対象になります。

医師一覧

  • 整形外科 石井 信和 日本整形外科学会専門医、 日本整形外科学会認定リウマチ医、 日本整形外科学会認定運動器リハビリテーション医、 日本整形外科学会認定スポーツ医、 日本リウマチ学会、 臨床研修指導医
  • 整形外科 武藤 真隆
  • 整形外科 坪井 義晃 (非常勤)
  • 整形外科 川口 洋平 (非常勤)
  • 整形外科 松永 誠二 (非常勤)
  • 整形外科 宮坂 和良 (非常勤)

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(図)公益社団法人 日本整形外科学会ホームページより

当院の特徴

 新病院では回復期リハビリ病床を41床もちます。近年の機能細分化の中で、急性期の病院で手術をし、術後はリハビリ専門の病院へ転院することがほとんどですが、新病院ではその機能を常滑市民病院の中で完結します。

 また、常滑市は高齢者が多いため転倒による骨折が多く、市内唯一の整形外科手術が可能である常滑市民病院に対する期待は大きいと考えられます。

 現在は回復期リハビリ病床運用の準備の目的もあり、リハビリテーション科スタッフの増員をし、より高い機能回復をめざし在宅復帰率の向上をめざしています。機能細分化の中では、手術した医師にとって不本意ながら患者がその後どのように生活しているかわからないことが多いです。常滑市民病院では、救急→入院・手術→リハビリ→外来、と一連の治療が可能で、通院リハビリも積極的におこなっています。

 術後に安定した患者については、通院に便のよい開業医の先生にご紹介することも可能ですので入院の際にはご相談ください。

手術

 多くは高齢者の骨折の手術になります。人工関節を含め多くの整形外科手術が可能です。

■手術件数 平成24年度 平成25年度 平成26年度
大腿骨頚部転子部骨折 52件 71件 64件
(うち人工骨頭挿入術) (16件) (21件) (14件)
その他下肢の手術 28件 31件 29件
上肢の骨折手術 16件 20件 14件
手の外科手術 16件 25件 23件
人工関節置換術 3件 2件 5件
良性腫瘍 6件 9件 5件
抜釘・その他 9件 19件 25件
合計 130件 177件 179件

 

※多発外傷や左右同時手術はそれぞれ1件とする
※外来で行う骨折・脱臼の非観血管整復術や小外科手術(縫合、皮下異物摘出、鋼線の抜去など)は含まない。

 脊椎の観血的手術については、現在は原則的に半田市立半田病院にておこなっています。仙骨硬膜外ブロック、神経根ブロック、椎間板ブロックについては当院でもおこなっています。

 また、骨軟部腫瘍をはじめとする専門性の高い症例については、名古屋大学および名古屋市立大学への紹介をおこなっています。

高齢者の骨折予防への取り組み

 高齢化により多くの国民は、骨がもろく骨折しやすい状態である骨粗鬆症になっています。しかし治療されている方は1割程度にとどまります。早期発見早期治療はもちろんですが、予防も重要であり新しい取り組みとして「骨太教室」をはじめました。
→ 骨太教室のページへ
 診断は、骨密度(DEXA法)による評価のほか、血液検査による骨代謝マーカー測定もおこない、その結果と年齢や生活および介護の条件も踏まえ、個々の患者さんに合わせた適切な薬剤選択を心がけています。
 基本となるカルシウム製剤、ビタミンD3製剤のほか、SERM製剤、ビスホスホネート製剤(内服/点滴)、PTH製剤(フォルテオ/テリボン)を使用しています。また6ヵ月に1回投与の皮下注製剤であるデノスマブ(プラリア皮下注)も平成25年8月より使用できるようになりました。
 また、ビスホスホネート製剤とデノスマブ(プラリア皮下注)を使用される患者さんには、使用前に歯科受診することをお勧めします。あきらかに齲歯(むしば)が放置されている場合は使用をみあわせることになります。

関節リウマチ

 関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis:RA)は、自己の免疫が主に手足の関節(滑膜)を侵し、これにより関節痛、関節の変形が生じる代表的な膠原病の一つで、炎症性自己免疫疾患の中でも最も頻度が高い疾患です。膠原病内科専門医が少ないため、罹患患者数の多い関節リウマチについては整形外科で診療することが多く、当院でも整形外科学会認定資格を持つ医師が診療にあたります。
 関節リウマチで使用する薬剤は、感染症など副作用のリスクが比較的高い薬剤が多いため、学会で提示されているガイドラインに従ってリスク評価をし、適切な治療法を選択する必要があります。当院でも治療の基本となるDMARDs、アンカードラッグとしてのメトトレキセート製剤、免疫抑制剤、生物学的製剤といった、保険適応のあるすべての薬剤を使用することが可能です。

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