各センターのご紹介

血液浄化センター

血液浄化センターでは、慢性腎不全患者さんの治療法である血液透析療法を主に行っています。

血液浄化センターとは

 当院の血液浄化センターは知多半島の腎不全医療、および体外循環療法に責任を持っています。質の高い透析医療を患者さんも含めたチーム医療で実現したいと考えています。特に透析合併症対策に力を入れています。心臓・末梢血管・脳血管は積極的に早期発見・早期治療に取り組んでいます。閉塞性動脈硬化症の患者さんは多く、手術・血管内治療・LDL吸着・フットケアを組み合わせて総合的に治療しています。総合病院ですので、様々な透析以外の病気をもった患者さんは常時受け入れています。
 また、体外循環を利用して血液中の原因物質を除去するアフェレーシス治療には積極的に取り組んでいます。特に閉塞性動脈硬化症・敗血症・炎症性腸疾患は多いです。透析患者さんとご家族の患者会と「透析連携会」を行い、透析医療の学習と運営の話し合いをしています。
 また、保存期(透析導入前)の患者さんとの「慢性腎臓病教室」も毎月、開催して当院の通院患者さんや地域の方への啓蒙活動もしています。現在でも(建物は古いですが)、無酢酸透析や透析液清浄化は進んでいます。平成27年5月に開院した新病院では、透析室環境も良くなり、質の高い透析医療が提供できるようになりました。また、セントレアが近いこともあり、旅行者の一時の透析の受け入れもしており、時々利用されています。

 

施設概要

透析ベット数:21

透析スケジュール

月・水・金 昼間2クール
火・木・土 昼間1クール

透析スタッフ

医師 冨田 亮、杉山 和寛、川端 亮平
看護師 9名
臨床工学士 5名
助手 2名

平成24年度実績

透析導入14名
他施設からの転入 43名
アフェレーシス治療 16名