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薬剤部 

森田和彦 部長


薬剤部はどのような仕事をしているのですか。

 従来は、医師の処方せんに基づいて、薬の量や飲み合わせ等を確認しながら、素早く正確に薬を取り揃えてお渡しする「調剤」が主な仕事でした。しかし、最近では、入院患者さんのベッドサイドまで伺い、薬の効果や飲み方を説明したり、錠剤が呑みこめない方の場合には、医師に報告して、うまく飲めるように薬の形状を変更するなど、薬に関する相談に乗ったり、処方された薬の効果や副作用が起こっていないことなどを確認したりする「服薬指導」が重要な仕事の一つになっています。

抗がん剤治療にも重要な役割を担っていますね。

 はい。抗がん剤治療は、投与する薬剤の種類や量、期間、手順などを時系列で示した「レジメン」と呼ばれる計画書に基づいて行われます。医師の処方がレジメンに従って行われているかをチェックしたり、複数の抗がん剤を混合して点滴注射セットを作ったりするのも、薬剤部の重要な仕事です。

患者さんへメッセージをお願いします。

 ご自分の受けている治療の内容や処方された薬の内容に興味を持っていただきたいと思います。服用している薬がどのように効いているか、うっかり飲むのを忘れたりやめたりするとどうなるかなどを意識して、主体的に病気と向き合ってほしいです。
 入院の際に、服用中のたくさんの薬を持参される方がいます。よく見ると使用期限が切れているものもあります。(決して服用しないでください。)また、飲み方が記載されている薬袋から薬を取り出して、バラバラに切り離し、違う容器で保管されている方を見かけますが、飲み方がわからなくなってしまう恐れがあるので、おやめになったほうがよいと思います。

お薬手帳も携帯して欲しいですね。

 はい。東日本大震災の経験から、24年4月、「お薬手帳」が義務化されました。お薬手帳は、処方された薬の品名や飲む量、回数などの記録を残すための手帳です。これがあれば、災害時や旅行中に具合が悪くなった時でも、適切な治療が受けられますので、常に携帯し、活用してください。

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